能登半島地震ボランティア活動
令和6年7月3日、天台仏教青年連盟主催による、石川県珠洲市へボランティア活動に伺いました。
当日は曇り空の中、晴れ間が出たり雨が降ったりと天候が不安定でしたが、厳しい暑さでは無く活動は行い易かったです。
金沢市から3時間弱の道程で珠洲市に入りまして、先ずボランティアセンターにてオリエンテーションを受講、その後必要機材をお借りして珠洲市の翠雲寺様(天台宗)、翠雲寺総代様宅の2班に別れての作業となりました。
翠雲寺様では畳、布団、座布団、家電等を集積場へ搬出作業の実施。
総代様宅では庭の池が津波による被害の為、石や草を取り除く作業を実施致しました。
震災より半年が経ちましたが、珠洲市へ向かう道路も片側が通行出来ない状況の場所があり、珠洲市内の至る所では家屋が倒壊状態、車が家屋の下敷き状態であったりと、直視する事が出来ない所が多々ありました。
集積場へ軽トラック2台にて4往復程する中、日本海の美しい海を見ながら地震の大きさを物語る波打つ路面を走り、令和6年元日に大地震が起こり、一瞬にして日常からかけ離れた生活となった被災者ご家族皆様の心中は想像する事も出来ないと思いました。
今回のボランティアに参加させて頂き、まだまだ復興には時間が掛かるという事を目の当たりにしまして、ボランティア活動を行う事で復興の一助になれればという思いを強く抱かせて頂くと共に、早期の復興祈願を行って参りたいと思います。







