天台宗祖師先徳鑽仰大法会総結願法要

日時:令和5年3月16日

場所:比叡山延暦寺

3月16日、比叡山延暦寺において天台宗祖師先鑽仰大法会の総結願法要が厳修されました。

平成24年から11年間にわたる大法会は、慈覚大師一千百五十年御遠忌、恵心僧都一千年御遠忌、伝教大師御生誕一千二百五十年並びに一千二百年大遠忌、相応和尚一千百年御遠忌として様々な事業が執り行われましたが、今法要はその結びとなります。

当日は第258世大樹孝啓天台座主猊下を筆頭に、天台宗各団体から代表して約200名の僧侶が参集しました。午前は根本中堂にて、座主猊下を大導師として結願奉告四箇法要が厳修されました。その様子はリンクからご覧になれます。

結願奉告四箇法要の様子

午後は比叡山を構成する三区域(東塔・西塔・横川)へ、天台宗宗議会、並びに布教師会、仏青連盟の三組織が各塔本堂にて法華経の読経と世界平和祈願を同時刻に一斉奉修致しました。

今結願は終わりではありません。伝教大師様の御教えを胸に、未来への旅立ちを誓ったのです。

天台宗仏教青年連盟は50年前の伝教大師御遠忌を機に組織されました。そのバトンを50年後に執り行われるはずの大法会へと、微力ながら引き継いで行ければ何よりの幸いに思います。