令和6年度天台仏教青年連盟全国大会茨城結集
日時:令和6年10月7日(月)~8日(火)
場所:茨城/五浦観光ホテル 別館大観荘
令和6年10月7~8日に『令和6年度天台仏教青年連盟全国大会茨城結集』が茨城県北茨城市五浦にある「五浦観光ホテル 別館大観荘」にて開催され、全国から約150名の仏青会員が参集しました。
北茨城市五浦は、近代日本美術の発展及び文化財保護に功績を残した岡倉天心が晩年を過ごした場所でもあります。
初日は、研修会講演テーマに「作る知るあるがままに 伝承と創造から真理へ」とし、流通経済大学経済学部教授であり彫刻家の中原篤徳先生をお招きし、ご講演いただきました。
彫刻家の孫として生まれてからの道のり、香道や様々な方との出会いにより感じられた事などを分かりやすく、またユーモアを絡めてお話しされました。
「ままならなさを抱えて生きていく。出会うもの、ことを大切にする。寛容であることを目指す。」を三輪として考えるなど、中原先生の人生経験からのお話しは仏教にも共通するのではないかと感じました。
二日目は『天心記念五浦美術館』にて岡倉天心や横山大観をはじめとする五浦有縁の作家たちの業績や作品を見ることができました。
明治新政府の神道中心政治による仏教分離政策により起こった廃仏毀釈運動。その中で全国の仏像や寺院や美術品を守り、日本人の精神を守ろうとした岡倉天心の歴史を学ぶ貴重な機会であり、有意義な会となりました。
令和7度の天台仏教青年連盟全国大会は京都教区にて結集が開催される予定です。






