第2回天台仏青連盟主催オンライン研修会
日時:令和5年2月15日
場所:web
令和5年2月15日、天台仏青連盟主催のオンライン研修会が開催されました。滋賀県甲賀市の仁生会甲南病院で理事長をされている古倉みのり先生に講義して頂きました。
甲南病院では、平成26年から定期的に比叡山延暦寺一山内住職による院内法話会が開催されています。そして令和3年度からは「一隅を照らす」の言葉を医療法人社団の理念として制定したそうです。そのような御縁もあり、小倉先生には天台宗「一隅を照らす運動」の理事をお務めいただいています。
講義の中で古倉先生は、法衣を纏ったお坊さんが病院の中に入り患者さんと交流する様子を見て、医療者と宗教者が共に人を癒すことの重要性について確信を得たと述べていました。それと同時に、医療者には出来ない、宗教者だからこそできる事がたくさんあるので、若いお坊さんの力に大きな期待を寄せていますと言ってくださいました。
医療の現場で命と向き合っている方の言葉は大変重く、人の尊厳について再考する機会となりました。医師の対TBあから僧侶のあるべき姿や課題を示してくださった講義でした。





