天台仏教青年連盟創立50周年記念全国大会中央結集・法要の部
令和3年11月11日、比叡山延暦寺西塔峰道伝教大師像前にて「天台仏教青年連盟創立50周年記念全国大会中央結集・法要の部」が開催されました。新型コロナウイルス感染症の影響で1年延期された中央結集ですが、各教区仏青からの参加者を2名に制限し、全国から集まった仏青会員によって記念法要が厳修されました。
法要に先立って行われた開会式では、天台宗宗務総長阿部昌宏様をはじめ、延暦寺執行水尾寂芳様、妙法院門跡門主杉谷義純様、天台宗参務社会部長柴田真成様、延暦寺副執行教化部長小寺照依様にもご参列いただきました。
50年前に初代の天台仏教青年連盟代表に就かれた杉谷御門主は、祝辞の中で仏青連盟が創設された当時の状況を回顧し、「50年後、100年後の世界に向けて何を成すのか、未来を見据えた仏青の活動に期待したい」と、集まった現在の仏青会員に向けて激励を送ってくださいました。
当日は晴天にも恵まれ、山の紅葉に囲まれた伝教大師像の前では現天台仏教青年連盟代表である角本尚隆師を調声として法華懺法及び伝教大師和讃が唱えられました。1年延期された中央結集ではありましたが、宗祖伝教大師一千二百年大遠忌の年に、報恩謝徳の誠を捧げ社会の安寧を祈る法要を執り行う事ができました。
来年度の天台仏教青年連盟全国大会は、東海教区にて東海結集が開催される予定です。



