天台仏教青年連盟全国大会東海結集

日時:令和4年10月7日

場所:愛知県・日泰寺

令和4年10月7日、愛知県名古屋市にある覚王山日泰寺にて、天台仏教青年連盟全国大会東海結集が開催されました。「伝燈イノベーション〜新時代への鍵」をテーマに掲げ、全国から90名を超える仏青会員が参集しました。

会場の覚王山日泰寺は、タイ国から贈られたお釈迦様のご真骨が護持されている日本唯一の寺院です。雨天の為、奉安塔御宝前での法要は叶いませんでしたが、まずは本堂にて釈尊報恩法要を厳修し、お釈迦様の御前にて、現代を生きる青年層として燈灯を伝えていく誓願を立てました。

午後には、日泰寺代表役員をお勤めの村上圓竜師より、日泰寺の創建から現代に至るまでの歴史について講話をいただきました。その後、奈良国立博物館名誉館員の西山厚先生をお迎えし、「仏教はやさしい」という演題で記念講演をしていただきました。

真の仏舎利を前にしますと、遥か昔に起こったお釈迦様の教えが確かに現代へと繋がっていることを意識させられます。燈灯を伝えるとは教えを伝えることです。古いものをそのまま伝承するだけでなく、革新を続けながら正しく後世に伝えてゆかなくてはなりません。現代を生きる僧侶にとってのまさに「新時代への鍵」を再確認できた有意義な結集となりました。

来年度の天台仏教青年連盟全国大会は、信越教区にて信越結集が開催される予定です。